サッカー天皇杯の3回戦、ヴィッセル神戸vs柏レイソルの試合をホームズスタジアム神戸に見に行きました。
バック指定席を購入して行ったのですが、スタジアムに近づいても、あまり人の気配がせず、「日を間違ったか??」と思ったのですが、もう少し近づくと、チャントが聞こえてきて「あ、やっぱり今日でOK」と、思わず安心しました。
確かに、指定席を購入するときに、何日様子をみても、提示されるチケットが「最前列」だったので、おおよそどんな売れ行きかは想像がついていたのですが、入ってみて納得。でした。
客がそこそこ入っているのは、それぞれのゴール裏。バックの自由席。
メインとバックの指定席はがらがら。私のブロックの「最前列」は結局観客6人でした。
有料観客数は3千人台とのことで、神戸がJ2にいたころの愛媛戦や仙台戦くらいの客の入りということになります。
結局、リーグ戦でよく行われている地元ジュニアユースのチームなどにタダ券をばらまくということをしなければ、お金を払ってまで見に来るようなカードではないというのが現実なのでしょう。
やはり固定ファンの掘り起こしが必要なようです。野球同様、観客の「高齢化」がすすんでいるようですしね。
試合の方は、両チームとも決め手に欠く感じ。中盤で一進一退を繰り返し、なかなかシュートにまで持ち込めません。守って守ってカウンター・・というわけでもないので、やはり前めのスペースでのパスミス、トラップミスが攻撃の勢いを削いでいるような、そんな感じで前半終了。後半もしばらくはそんなペースで進みます。
後半途中で、神戸がいよいよ飛び道具大久保を投入。すると、しばらくして神戸がサイドから切り込み、大久保が「ごっつぁん」ゴール。おいしいところだけ持って行ったあげくに、終了間際に得意の一発レッド退場!本当に大久保だけが目立ったゲームでした(笑)。
神戸の次戦は鹿島。しかも相手ホームなので、勝ち抜けは難しいかもしれません。鹿島が天皇杯にどのくらいモチベーションを置いているのかにもよりますが。